学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点

採択課題 【詳細】

jh240077 HPCと高速通信技術の融合による大規模データの拠点間転送技術開発と実データを用いたシステム実証試験
課題代表者 村田健史(国立研究開発法人情報通信研究機構 ソーシャルイノベーションユニット 総合テストベッド研究開発推進センター)
Takeshi Murata (ICT Testbed Research and Development Promotion Center, Social Innovation Unit, National Institute of Information and Communications Technology)
概要

近年のビッグデータサイエンスを加速するため、北海道大、東北大、東京大、名古屋大、京都大、大阪大、九州大およびNICT、千葉大、筑波大、信州大の合計11拠点からなる全国規模の広域分散クラウドシステム(以下、JHPCN広域分散クラウド2024)を構築する。2024年度は、2023年度に引き続き①広域分散性と異種計算機リソース融合のための基礎性能検証を進め、さらにクラウド機能を社会実証を目指すシステム利用するための基盤環境構築を行う。さらに②広域分散クラウドの特性を活かしたデータ駆動型研究を実施するが、2024年度は社会実装を目指す技術開発を行う点に新規性がある。本研究で構築するJHPCN広域分散クラウド2024は全国規模の11拠点の分散リソースをL2VPN網上で融合するが、JGN/SINETをベースとした大規模な大学間広域分散計算環境の構築は当拠点公募型共同研究でなくては実現が難しい。特に、2024年度はJHPCN広域分散クラウドを社会実装に活用する視点で構築する点が新しい。

報告書等 研究紹介ポスター / 最終報告書
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