学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点

採択課題 【詳細】

jh240005 分子気体力学解析コードのGPU実装と相分離現象シミュレーション
課題代表者 髙田滋(京都大学・工学研究科)
Shigeru Takata (Graduate School of Engineering, Kyoto University)
概要

微細な多孔質体内部などの微小系内の気体や相変化を伴う流体は非平衡な状態にある.それらの振る舞いを正しく把握するためには微視的な立場にたつ分子気体力学を用いる必要がある.本課題では,グループで有する各種の分子気体力学IN-HOUSEコードのGPU実装と性能評価を行う.さらに,予備検討にてCPU型システムに比べ速度向上が見込めている相分離のテーマの計算を従来よりも大規模なレベルで実行し,これまで手の届かなかった範囲を調査する.本課題への取り組みにより,今後の各種の分子気体力学計算のより大規模な実行へつなげることを図る.

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