採択課題 【詳細】
jh230070 | MPMとFEMによる未解明な大規模土砂災害の数値シミュレーション |
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課題代表者 | 寺⽥ 賢⼆郎(東北大学災害科学国際研究所) Kenjiro Terada (International Research Institute of Disaster Science) |
概要 |
本研究は,2021年エビスサーキット(福島県)で発生した地震による大規模な土砂崩れと,2018年スラウェシ島付近(インドネシア)で発生した海底地すべりおよびそれに起因する津波を高精細に再現し,未解明部分が多い発生・伝搬メカニズムの解明を目的とする.このような大規模土砂災害の数値シミュレーションには,大変形の表現が必要なため粒子法が適している.しかし,莫大な計算点が必要となるだけでなく,単純な並列化では土砂の運動によって計算点が計算領域のごく狭い範囲に集中する,または,粒子が一つも存在しない計算領域が生じるため,計算効率の低下を引き起こす.そこで本研究では,プロセス間の負荷の不均等さを減らすことを目的として動的負荷分散を適用し,スーパーコンピュータの効率的な利用による大規模3次元解析の実現を目指す. |
報告書等 | 研究紹介ポスター / 最終報告書 |
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