学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点

採択課題 【詳細】

jh230003 極端気象現象予測における不確実性の起源の解明
課題代表者 澤田洋平(東京大学大学院工学系研究科)
Yohei Sawada (Graduate School of Engineering, The University of Tokyo)
概要

洪水・浸水被害をもたらす極端気象現象の予測には未だ大きな不確実性がある。大規模気象シミュレーションのどこに予測の不確実性をもたらす要因が存在しているのかを網羅的に理解することが重要である。しかし既存の研究では初期値・境界値の不確実性を解析するのにとどまっている。そこで本研究では大規模気象シミュレーションに内在するすべての不確実性を効率よくベイズ推定するソフトウェア基盤の構築を目的とする。また開発したソフトウェアを用いて不確実性情報が付加された大規模な気象データの作成・公開を行い、そのデータ解析から極端気象現象予測の不確実性の起源を解明する。東京大学情報基盤センターのWisteria/BDEC-01の性能を最大限に引き出すことでこの課題に挑む。

報告書等 研究紹介ポスター / 最終報告書
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