学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点

採択課題 【詳細】

jh221006 ビヨンド・"ゼロカーボン"を目指し地域と技術をつなぐ情報基盤の構築
課題代表者 兼松祐一郎(東京大学)
Yuichiro Kanematsu (The University of Tokyo)
概要

地域のゼロカーボンとその先のありたい姿の実現に向けて、再生可能エネルギーやリサイクルなど新技術の導入計画における課題解決を目指し、本研究では情報基盤「RE-Code」を開発する。4 つの主要ツール、View(需給分析)、Match(技術マッチング)、Sim(シミュレーション)、Value(評価)からなるWebアプリケーションとして提供し、技術導入計画の迅速化を目指す。今年度成果として、View では、主に木質バイオマスの伐採量推移や、市区町村エネルギー需要のデータを整備し、可視化ツールを試作した。Matchでは、データベース設計を行い、要素技術と技術パッケージの検索ツールを試作した。SimおよびValueでは、木質バイオマス地域熱電併給の事例について外部ユーザー向けプロトタイプを作成した。RE-Code全体の設計として、mdxの高速計算環境とセキュアストレージの活用や、仮想マシンとコンテナ機能を組み合わせたアーキテクチャとユースケースを検討した。

報告書等 研究紹介ポスター 最終報告書
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