採択課題 【詳細】
jh220060 | 大規模地震波シミュレーションによる沈み込み帯の波形トモグラフィー:2011年東北地震震源域と南西諸島域 |
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課題代表者 | 岡元太郎(東京工業大学・理学院) Taro Okamoto |
概要 |
本研究では大規模地震波シミュレーションの結果を用いた全波形トモグラフィーによって沈み込み帯の3次元不均質構造モデルを改良する研究を行う。本研究の最終目標は、改良した3次元構造モデルを用いることによって短周期の波形再現性を向上させて震源パラメータや破壊過程の解析を高精度化し、地震発生場と地球内部構造との相関関係を探る研究を短波長域に拡張することである。本課題研究の対象領域は東北地方太平洋沖地震の震源域と南西諸島域の2つとする。今年度は、東北沖のパートでは逆問題の空間分解能に関する研究と海底地震計データを導入した地震パラメータ解析の研究を行う。南西諸島域のパートでは、特に2021年12月に発生したトカラ列島群発地震と周辺の構造モデルに関する研究を行う。この研究では、トカラ列島周辺の構造モデルに基づいたフォワード計算による理論波形の検討と、FAMT解析による群発地震群の精密震源パラメータの推定を行う。 |
報告書等 | 研究紹介ポスター / 最終報告書 |
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