採択課題 【詳細】
jh200031-NAH | 高密度領域まで適用可能なモンテカルロ法の開発と有限密度2カラーQCDの相図の決定 |
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課題代表者 | 飯田圭(高知大学教育研究部自然科学系理工学部門) Kei Iida (Kochi University, Research and Education Faculty, Natural Sciences Cluster, Science and Technology Unit ) |
概要 |
原子核のダイナミクスを記述する基礎理論であるQCDは、高密度下での性質がよくわかっていない。一方、2カラーQCDは、有限密度系でも符号問題を生じない上、現実のQCDと近い性質をもつ。我々はこの系に着目し、高密度領域で発現が予想されている超流動相を含め、相状態についての第一原理計算からの知見を得る。昨年度はプログラムのチューニングを行うとともに、相図やフラックスチューブの密度依存性について新しい知見を得た。今年度は継続してプログラムのチューニングを行い、ハドロン質量、ハドロン間相互作用の密度依存性の解明を目指すとともに、スパースモデリング法の超流動密度測定への応用に向けての準備を行う。 |
報告書等 | 研究紹介ポスター / 最終報告書 |
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