採択課題 【詳細】
jh200022-DAH | 社会の分析とシミュレーションのための合成人口データ提供システム |
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課題代表者 | 村田忠彦(関西大学・総合情報学部) Tadahiko Murata (Faculty of Informatics, Kansai University) |
概要 |
本プロジェクトでは,公開されている統計情報を用いて合成した合成人口データ提供システムを構築しています.本年度は,最新の人口合成手法を用いて日本全国の人口合成を行い,データベース化します.合成人口は,政府の政策や企業の事業が社会の個々の構成員に与える影響を分析し,シミュレートする際に必要です.例えば,感染症の影響を見る際にも,感染者数のマクロな推計と共に,個別の感染の広がりを可視化する必要性が高まっています.ポスターの各パーツを次のビデオで紹介していますのでご覧ください(倍速で視聴可能).また,大阪大学サイバーメディアセンターの計算機活用事例として,リアルスケール社会シミュレーションのビデオを作成いただいています(リアルスケール社会シミュレーション 約3分です).さらに,北海道大学情報基盤センター機関紙で,インタビュー記事を掲載していただいています(インタビュー記事).お時間があれば,ご覧ください. 引き続き,人口合成手法の改良と,新たな属性の合成手法の開発に取り組み, 合成人口データ X 研究者の独自データ の組合せで,実環境・実人口を対象にした研究を展開する「リアルスケール人工社会」プロジェクトを推進してまいります. |
報告書等 | 研究紹介ポスター / 最終報告書 |
関連Webページ |
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