学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点

採択課題 【詳細】

EX23305 データ駆動数値流体力学の創成
課題代表者 柴田 寿一(東京大学 医学部 附属病院放射線科)
概要

流体を支配するナビエ・ストークス方程式の直接計算(DNS:Direct Numerical Simulation)あるいは準直接計算(LES: Large Eddy Simulation)に必要な計算コストは、レイノルズ数の増大とともに劇的に増加する。一方、実用上重要な旅客機やロケット周囲の流れ場は非常に高いレイノルズ数に特徴づけられるので、現在の計算機資源ではDNSは実施できず、LESも難しい。ここに本研究では、深層生成モデルの一種である、確率的デノイジング拡散モデル(DDPM)を応用し、この困難に挑戦する。具体的には、計算が比較的容易な比較的低いレイノルズ数の流れ場で学習したDDPMを用いて比較的高いレイノルズ数の流れ場を生成することに着想する。

報告書等 研究紹介ポスター / 最終報告書
関連Webページ
無断転載禁止