採択課題 【詳細】
15-NA17 |
社会インフラの破壊・非破壊シミュレーションの高度化に資する大規模数値解析 |
課題代表者 |
中畑和之(愛媛大学)
Kazuyuki Nakahata
(Ehime University)
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概要 |
コンクリート部材に適した非破壊検査技術を開発するには,まず,破壊・劣化現象の把握が必要である.予め劣化箇所や損傷時期が予測できれば,効果的な維持管理手法が提案できよう.本課題では,破壊現象の解明から,損傷度診断のための非破壊検査手法の構築までを視野に入れた,包括的な数値解析・シミュレーションを実施する.本年度は,コンクリート部材モデルのリアリティを向上させ,より実現象に近い破壊シミュレーションを行うこと,非破壊検査のための波動の順解析・逆解析技術を高度化させることが目標である.適切なモデルの元で将来起こりうる事象を予測し,プロアクティブな維持管理技術を提案し,社会インフラの維持管理の高度化に貢献する手法の開発が本研究の最終目的である.
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報告書等 |
研究紹介ポスター
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最終報告書
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関連Webページ |
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