森田直樹(筑波大学システム情報系)
Naoki Morita
(Faculty of Engineering, Information and Systems, University of Tsukuba)
概要
持続可能な社会の実現に向けた CO2 排出量削減のため、高比強度・比剛性への期待から、炭素繊維強化プラスチックなどの複合材料の利用が期待されている。複合材料の詳細な強度評価では、計算時間・メモリ容量の実用的観点からシミュレータの並列化が課題となる。本研究では、樹脂と炭素繊維を区分して表現するミクロ構造の計算時間の不均一性を考慮した動的負荷分散機能を有するマルチスケールシミュレータを開発する。