学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点

採択課題 【詳細】

jh240076 直交格子法を用いた複雑な境界を含む大規模流体解析および工学応用
課題代表者 川本裕樹(東海大学工学部)
Yuki Kawamoto (Tokai University, Department of Mechanical Engineering)
概要

複合的な形状を有する物体,狭い隙間や薄い物体,また自由表面を含む場合の流れの把握は工学分野における課題の一つである.本研究では様々な問題に適用可能な固気液混相流解析ソルバの開発および,実際に機械要素等の周辺に着目した解析を実施する.Level set法により符号付き距離関数で物体を定義し,Ghost cellを用いた埋め込み境界法で物体近傍の境界条件を決定する.気液界面を取り扱う場合にはLevel set法とGhost fluid法を適用し液膜や液滴が混在する流れを考慮する.応用として,ジャーナル軸受の摩擦低減に向けた流れの予測のほか,流体構造連成により変形を伴う膜翼の空力性能に関する解析等を実施する.

報告書等 研究紹介ポスター / 最終報告書
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