学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点

採択課題 【詳細】

jh240009 環境因子を考慮した非電離放射線ばく露における体温上昇評価
課題代表者 小寺紗千子(名古屋工業大学 大学院工学研究科 電気・機械工学専攻 平田研究室)
Sachiko Kodera (Nagoya Institute of Technology)
概要

電波の人体に与える影響は,100kHz以下では刺激作用、100kHz以上では熱作用が支配的となる。電波防護に関する国際ガイドラインでは、特に熱作用が支配的となる周波数帯では、全身ばく露と局所ばく露に対して、その防護指針が定められている。しかしながら、未だ6GHz超全身ばく露における科学的根拠が不足していることから、安全側の評価指標が定められており、さらなる知見の取得が提言されている。

本研究では、非電離放射線ばく露に対し、様々な体型・年齢・外気温など環境因子などを包括的に考慮した体温上昇評価を行うことを目的としている。特に、年齢依存性を考慮した生体温熱応答を考慮した複合物理解析により体温上昇評価を行う。

報告書等 研究紹介ポスター / 最終報告書
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