学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点

採択課題 【詳細】

jh230050 回転デトネーションエンジンにおける燃焼器サイズ効果に関する数値解析
課題代表者 松尾亜紀子(慶應義塾大学理工学部機械工学科)
Akiko Matsuo (Department of Mechanical Engineering, Keio University)
概要

本課題研究では,デトネーションの熱機関への応用を見据え,回転デトネーションエンジン内部の流体-化学反応連成問題について大規模数値解析を行い詳細な現象解明を行った.二種類の燃焼器スケールの二重円筒型燃焼器および,拡大角を持つ単円筒燃焼器に関して,低解像度数値解析による解析を行い,回転デトネーションエンジンの燃焼器サイズの変化がデトネーションの伝播形態や推進性能に与える傾向を確認した.さらに,解析コードの最適化および,当該燃焼器の高解像度解析を実施し,低解像度解析の信頼性を裏付ける結果が得られた.また,高解像度解析を実施したことにより,低解像度解析では確認できなかったデトネーションの微細な波面構造も確認された.

報告書等 研究紹介ポスター 最終報告書
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