学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点

採択課題 【詳細】

jh230047 流体-構造連成解析を基にした大動脈解離シミュレーションモデルの構築
課題代表者 武田量(北海道大学・工学研究院)
Ryo Takeda (Hokkaido University, Faculty of Engineering)
概要

本研究では大動脈疾患に関するリスク及びその治療方法の評価可能な数値解析シミュレーション方法を開発する.医療用画像群を基に大動脈の表面形状を取得し,流体モデルを構築する.さらに血管壁の厚さ分の要素を追加して血管壁の構造モデルを構築する.流体モデルと構造モデルの変化の相互作用を計算可能な流体-構造連成(FSI)解析用の開発環境を構築する.心臓脈動時における血管壁の変形が血流の流れ場に影響を及ぼす影響を推定可能とする.大動脈のFSI解析では血管損傷に影響すると報告されている,圧力,流速-流線,壁面せん断応力(WSS)と血管壁変形のパラメータを主に推定する.

報告書等 研究紹介ポスター 最終報告書
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