学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点

採択課題 【詳細】

jh230017 ヘテロジニアス環境における「計算・データ・学習」融合による新しい計算科学
課題代表者 中島研吾(東京大学情報基盤センター)
Kengo Nakajima (Information Technology Center, The University of Tokyo)
概要

スーパーコンピューティングの役割は計算科学シミュレーションから,データ科学,機械学習とその範囲を広げている。本研究では「計算(シミュレーション(Simulation))・データ(Data)・学習(Learning)(S+D+L)」融合による新しい計算科学の開拓と普及を目指し,関連するソフトウェア,数値アルゴリズム,アプリケーションの研究開発,研究成果普及・啓蒙のための環境整備,及び検証を,Wisteria/BDEC-01(東大),不老(名大)等のヘテロジニアスな構成を有するスパコン,データ活用社会創成プラットフォーム「mdx」により実施する。20212022年度は地震シミュレーションを中心とした研究開発を実施してきたが,本年度から大気シミュレーションを加え,材料科学も含めた新たな適用分野への展開も併せて検討する。また,ドイツ(Jülich Supercomputing CentreJSC),Friedrich-Alexander-Universität Erlangen-NürnbergFAU)),フランス(French Atomic Energy Commission (CEA)),クロアチア(Rudjer Boskovic InstituteRBI))の各研究機関(参加者国籍は11ヶ国)も参加し,ソフトウェア,アプリケーションの研究開発を共同で実施,「S+D+L」融合を実現するエコシステム構築へ向けた議論も実施する。

報告書等 研究紹介ポスター / 最終報告書
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