学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点

採択課題 【詳細】

jh200049-NAH 格子量子色力学に基づく初期宇宙の諸性質の精密数値解析
課題代表者 北澤正清(大阪大学・大学院理学研究科)
Masakiyo Kitazawa (Department of Physics, Osaka University)
概要

現在の宇宙では、クォークやグルーオンはハドロン内部に閉じ込められており、単独で観測されることはないが、初期宇宙のような超高温状態では、閉じ込めから解放され、基本自由度としてふるまっていたと考えられている。そこで我々は格子量子色力学(QCD)の数値解析により、クォーク閉じ込め相転移を研究する。具体的には、(1)相転移温度近傍におけるクォーク間相互作用変質の解析、(2)重クォーク領域におけるQCD相構造の精密解析、(3)境界条件を課した系における非等方圧力の測定、という3つの研究課題に取り組み、閉じ込め相転移を理解するための新しい物理量を探索する。

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