学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点

採択課題 【詳細】

jh200013-NAH GPUコードならびに多倍長精度アルゴリズムを用いた高密度QCD物資の研究
課題代表者 若山将征(国士舘大学 理工学部)
MASAYUKI WAKAYAMA (School of Science and Engineering, Kokushikan University)
概要

近年の中性子星やブラックホールの衝突・合体による重力波の観測などにより、有限温度・有限密度における量子色力学(QCD)の性質の解明は重要度が増してきている。有限密度系での格子QCD計算では符号問題が発生するが、昨年度までの格子QCDや有効模型による研究で、多倍長精度でのカノニカル法を利用することで符号問題を回避して高密度QCD物質の性質を引き出せることが分かってきた。今年度はより現実に近い格子QCD計算を行い、より定量的かつ信用度の高い高密度QCD物質の性質の解明を目指す。また有効模型によるシミュレーションでは、高温におけるカノニカル法の妥当性について議論する。

関連Webページ
報告書等 研究紹介ポスター 最終報告書
業績一覧 (1) 学術論文 (査読あり)
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