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採択課題 【詳細】

jh180021-NAJ 中間質量ブラックホールの理解に向けた星の衝突・破壊 に関する研究
課題代表者 谷川衝(東京大学)
Ataru Tanikawa (College of Arts and Sciences, The University of Tokyo)
概要 中間質量ブラックホールは102から105太陽質量程度のブラックホールである.このブラックホールは,大質量星のコア崩壊から形成される恒星質量ブラックホールが銀河中心に存在する巨大ブラックホールまで成長する過程を明らかにする上での鍵となるはずであるが,ほとんど見つかっていない.そのため我々は,中間質量ブラックホールを効率的に発見できる可能性のある中間質量ブラックホールによる白色矮星の潮汐破壊とその熱核爆発,中間質量ブラックホールを直接形成する可能性のある主系列星の合体について,大規模数値シミュレーションを用いて,精力的に研究している.今回はそれらの成果を報告する.また,白色矮星の熱核爆発は様々な状況で起こりうるため,白色矮星が熱核爆発を起こしたからといって,中間質量ブラックホールの潮汐破壊が原因とは限らない.そのため,我々は他の状況で白色矮星が熱核爆発を起こした場合,どのように観測できるかについても研究している.ここではその成果についても紹介する.
関連Webページ
報告書等 研究紹介ポスター 最終報告書
業績一覧 (1) 学術論文 (査読あり)
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(2) 国際会議プロシーディングス (査読あり)
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(3) 国際会議発表(査読なし)
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(4) 国内会議発表(査読なし)
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(5) 公開したライブラリなど
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(6) その他(特許,プレスリリース,著書等)
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