採択課題 【詳細】
EX24504 | 乱流と干渉した衝撃波の波面形状と衝撃波強度の解析 |
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課題代表者 | 渡邉 智昭(京都大学大学院 工学研究科 機械理工学専攻) |
概要 |
衝撃波と乱流の干渉は超音速旅客機の飛行時に生じるソニックブームなどの工学分野において見られるだけでなく,強い非線形性を有する乱流場を伝播する波動現象として流体力学分野における重要な問題の一つである.近年,乱流による衝撃波面の変形が衝撃波強度の変動を生じさせると仮定したモデルが本課題代表者により提案され,実験で観測された衝撃波圧力変動のスケーリング則とよく一致することが確認された.一方で,実験では乱流との干渉の結果生じた衝撃波統計量の変化のみが調査されており,衝撃波変調メカニズムの詳細は明らかとなっていない.本課題では乱流中を伝播する衝撃波の直接数値計算を実施する.衝撃波変形による伝播方向の局所的な偏向が衝撃波強度変動を引き起こすメカニズムを解明することを目指す. |
報告書等 | 研究紹介ポスター / 最終報告書 |
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