学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点

採択課題 【詳細】

14-NA17 曲管を有する管楽器を対象とした大規模並列流体音シミュレーション
課題代表者 小林泰三(九州大学)
Taizo Kobayashi (Kyushu University)
概要 オープンソースの流体ソルバーであるOpenFOAMを用い、サキソフォンのような曲がった管を持つ管楽器の発音状態を数値流体でシミュレートし、楽器の特徴量である発振周波数や吹鳴圧などの関係を求める事により、管楽器における曲管の物理的な役割を解明するのが目的である。具体的には、エアリード楽器の流体音研究での知見を参考にして、曲部にて発生する渦に注目をする。生成されるデータ量は、一回の計算で数十TBになる事が予想されるので、可視化等のポスト処理までをストレージI/Oせずに連携させる方法を構築する。
報告書等 研究紹介ポスター 最終報告書
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