採択課題 【詳細】
12-NA11 | GPGPUによる地震ハザード評価 |
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課題代表者 | 青井 真(防災科学技術研究所) |
概要 | 我々はこれまでに、不連続な食い違い格子(Aoi and Fujiwara、1999)を用いた、空間四次・時間二次精度の差分演算子による実用コードであるGMS(Ground Motion Simulator、青井・他、2004)をベースにGPGPU の適用性の評価を行なってきた。GMSは、防災科学技術研究所によってパッケージ化された、3次元有限差分法(FDM)により地震波伝搬シミュレーションを行うためのツール群であり、差分計算ソルバはソースコードも公開されている。従来、大規模なシミュレーションを伴う長周期地震動を評価する際、主にハードウェア-リソースが不十分であるために、極めて限られたシナリオ(想定断層)に対する予測しか出来なかった。いわゆる「想定外」を可能な限り減らすため、多数の想定断層を設定しばらつきを定量的に評価することを目標に、大規模なGPU環境が使用可能なプラットフォームであるTSUBAMEを活用し相模トラフの地震に関する長周期地震動の評価を試行する。 |
報告書等 | 研究紹介ポスター / 最終報告書 |
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