学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点

採択課題 【詳細】

jh230016 ハイブリッドクラウドを用いたゲノム情報に基づく構造多型パネルの構築とアノテーション
課題代表者 長﨑正朗(九州大学 生体防御医学研究所 高深度オミクスサイエンスセンター バイオメディカル情報解析分野)
MASAO NAGASAKI (Department of Biomedical Information Analysis, Center for Deep Omics Science, Institute of Biomedical Research and Innovation, Kyushu University)
概要

ヒトゲノム情報についてシークエンス技術の開発により爆発的に出力される情報が増えてきている。これらの情報について、情報量の増加とともに適切な計算環境において計算を行うこと、また、それらの計算結果を複数拠点にバックアップを持つなどの運用が必要となる。そこで、申請者は複数拠点間にわたる計算資源、ストレージを効率的に運用するにおいて出てくる課題に円滑に上の一部の情報について試験的に解析を行うことを「ハイブリッドクラウド構築とゲノム情報解析の効率的な運用に関した研究(令和2-3年度 jh200047-NWH, jh210018-NWH)」において進めてきた。当研究課題は、さらに、昨年度から進めているプロジェクト「ハイブリッドクラウドを用いたゲノム情報に基づく構造多型パネルの構築とアノテーション」(jh220014)の継続課題である。昨年度は、申請者が進めている日本人の長鎖型情報を活用し、先行研究が進めた5,202検体と同程度の約5,000検体の短鎖型法の100遺伝子の構造多型のカタログ構築を進めた、今年度はさらに解析手法を改良するとともに数千規模の対象遺伝子を目指し解析を進める。

報告書等 研究紹介ポスター / 最終報告書
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